
梨栽培講習会を開催しました
21.05.11
【
フルーツセンターブログ
】
今回はなしの栽培講習会ということで開催しました。
今回長野県内やまた県外についても品目問わず全般的に凍害や凍霜害が発生しているとのことですので
そこも含めて行いました。
なしについては1つの果そうに大体8個から10個果実がなります。
その中でも3~4個めの果実が品質が良く果実を残すようにはなるのですが
ひどいところでは果実がついていない畑もあり、選べない箇所も中にはあります。
なので今回については今の状況で、収穫量を確保する!また大きい果実を残す!!
というのが重要なことだと思います。
また果実がならないと本来果実にいく栄養分が葉や新梢に行ってしまうため
伸びようとする芽や大きい葉などで日が当たらなかったり、薬剤が
当たらなかったりとしてしまい畑内が込み合ってきてしまいます。
そのようにならないために芽かきや新梢の管理が重要になってくるのかなと思います。
凍霜害等の関係もあり、主枝先端や亜主枝先端の枝が枯れてしまう症状もみられます。
そのような症状があれば枝の切り戻しが一番の対処法なのかなと思います。
その他でも樹の勢いを強く保っていただいたり、礼肥を9月中下旬に施肥していただくこと。
結実状況もわかり始めてきましたので畑の確認が重要になると思います。